どうも。私です。
年度末の風物詩がやってまいりました。道路工事をゴリゴリやっていますね。
寒いなかおつかれさまです。
山田孝之が以前ジョージアのCMでやってたように、あれかなり過酷だと思うんですよね。寒くて。
実際、夜中とかに散歩に行くともう寒くて寒くて10分くらいで帰ってきますからね。(それ以上ふらふらしていると不審者として通報されるリスクが高まりますからね……)
さて、よくテレビでもやんややんや言われる定説
「3月までに予算を使い切らないと来年の予算が減らされるから、1月~3月で突貫工事して予算を使い切っている!無駄!」
ってありますよね。あれに関して、ちょっと考えたんですよ。
行政組織として
- そもそも国や行政がやっている活動は年単位であるので、1月~3月に集中するのも年間計画のうちなのではないでしょうか。
- 来年の予算を来年に計画するわけではなく、すでに今年には計画、承認されているものだと思うんです。来年の予算やらヒトやらの資源配分を、行政ほどの大きい組織が(また、意思決定が遅いなどと言われる組織が)半年やら数ヶ月で変わったりするわけないんじゃないかなと。
- 一方、お金のプールって必要だと思うんです。 例えば 災害や大規模な事故など、 瞬発的に出さなければならない事態に備えるために。
それがいつ起こるかわからないので、予定できうる工事はギリギリまで出費(=施工)を抑えているのかな?と思ったりします。 - 或いは、行政も予算の無駄を減らせと国や関係からの圧力もあると思うので、関係会社に対して出来るだけ安く仕上げようと目論むはずです。そうなると施工業者としては、「納期に余裕をもたせてくれるなら安くできる」となるかなと。短納期なら高くなる。長納期なら安くなるってのはわかりやすい話ですね。
と、もしこのへんの推論が当たらずとも遠からずなら、年度末に集中するのもやむなしかなと。
ではなぜ”予算消化論”がまかり通ってるんですかね?
おそらくそれは報われない人々の日々の腹いせに使われてるんでしょうね。
行政の人からすれば説明する理由もなければ必要性もない。
もし説明したとして、それで憤ってる人が「あ、そうか!じゃあ1月~3月に集中するよね!」ってなるか?って思うと、ならないよなーと。
逆にそういった人がガス抜きに使う分には問題ないし、なんやかんや言われても事業に支障がないのであれば、スケープゴート的な立ち回りもやむなしって感じなんでしょうね。
世の中には文句をつけたいだけの人もいますので、そのへんの人達の槍玉に挙げられるのも仕方ないですね。
と、ここまで書いて思ったんですよ。ところでどんだけ工事しなければならないんだろうと
要工事道路の規模について
- 国道って450本くらいあるんですよ。都道府県道もたくさんあります。その総延長(長さ)は約128万キロメートルです。
- 道路の耐用年数が仮に100年だとしても、128万キロメートル÷(365日×100年)≒35キロメートルとなります。
つまり1日35キロメートルは直さないといけない。結構長くないですか? - 実際は耐用年数100年の道路なんてないです。財務省の見解では耐用年数10から15年だそうです。その場合1日350キロメートル直さないといけません。
1日350キロメートルってなにそれこわくないですか?2日で700キロメートルですよ?当たり前ですが。
むしろ連日どこかでやってると考えるべきで、1月~3月は逆に
「やべえ!間に合わねえ!!!」
ってなってるんじゃないですか?
(このあたりの推論が妥当な気がする…)
むしろ1日350キロメートル分をほぼ3ヶ月でやってるとすれば、逆に生産力の神がかってる組織ということになりませんか…?
弊社では、そんな生産性を高めるお手伝いをさせていただいています!
無駄な会議、実施されない施策、長続きしない改善活動に終止符を打ちましょう!
なんかオチが思いつかなかったので! 唐突な宣伝 で締めたいとおもいます。
みなさま風邪には十分ご注意ください。では。